振り返りと今後の方針 (FIRE3ヶ月時点(2022年4月末))

FIRE生活

FIREして3ヶ月が経ったので振り返りしてみます。

資産推移状況

FIREした後に資産状況の詳細を確認したのが2/20だったので、2/20→4/29でどう変わったか、になります。(証券会社の日本株残高の推移は毎週見ていますが、定期的な全体把握はしていません。)

2022/2/202022/4/29
1億0204万円1億0388万円1.8%up円建て
$887,300$799,07710%downドル建て
($1=115円)($1=130円)

70万円ほどの支出(確定申告で取り返す予定の税金含む)を差し引くと、資産運用で250万円ほど増えたことになります。ただ、一見増えているように見えますが、$1=115円から$1=130円になったので、ドル建てで見れば大幅ダウンです。

FIRE後の資産維持として対インフレというのは重要なポイントですが、為替相場でこれだけ急激な動きとなったのは想定外でした。

よかったこと
2/20時点で日本円のキャッシュ割合が50%程度と多く、急落局面で投資したいと思っていました。3月上旬の下落局面で日本株をかなり買い増しできました。

反省点
米株・海外投信を買うための待機資金をドルではなく日本円のままにしていたのが大きな反省点です。(米株・海外投信の割合が5%程度と少なく、増やしたいと思っていました。ただ、昨年の上昇に乗り遅れていた自覚はあったので、急落局面を待つ方針でした。)

FIREするにあたり、日本円ベースでキャッシュフロー表を計算し、100歳時点で5千万円ほど余るという余裕ある計画のつもりでしたが、高インフレで余裕度が少し下がったと感じています。

3月下旬に120円を超えた時点で強烈な危機感を感じ、そこから段階的に20万ドルほど買いました。今は3~4割程度はドル連動になっています。米株・海外ETFは少しずつ買う方針にして、ほとんどは外貨建MMFに入れています。外貨建MMFの含み益だけで百万円超えており、急激な円安ドル高に呆れています。

日々の生活

一番よかったのは、やはり会社の仕事からのストレスがなくなったことです。無駄な仕事をしなくてもよくなったり、理不尽なことから解放されたのはよかったです。

せっかくFIREすることにしたので、ずっと相場に付きっきりにはならず、適度な距離感を置くつもりでした。しかしながら、私の投資スタイルでは急落時に動く必要があり、その急落局面が来てしまったので、想定以上に時間をかけている状況です。もうしばらくはこの状況が続きそうです。FIREしたら暇になる、というのは当面なさそうです。

生活リズムについて、いろいろと興味あること(米株・ゲーム等)があり、夜遅くまで起きてしまい寝る時間が遅くなりがちでしたが、朝起きる時間は変わらないので、寝不足気味でした。(家庭持ちで、パートナーはリタイアせずに働いていて、子ども(小学校高学年)が学校に通学しているため、朝起きる時間を遅くすることができない。)

お金の使い方については、あまり変わらないです。ただ、定期的な労働収入がない、ということは頭の片隅にあり、どうしても倹約傾向になってしまっています。

マイクロ法人のほうは、設立後に必要なことをほぼほぼ済ませることができた感じです。詳細は別記事で振り返ろうと思いますが、ようやくやってみたいことに本格着手できそうです。

今後の方針

米株の急落局面に入っているので、外貨建MMFから米株・債券ETFへと資金移動を予定しています。(VOO, SPYD, AGGの買い増しを予定)

現在の日本の状況を踏まえると、今後はドル建てで資産推移を見ないとまずそうなので、大幅ダウンとなったことは受け入れて、FIRE後の資産維持活動を続けていきます。

円安対応は難しい舵取りを求められそうです。ほぼ一本調子で上昇しており、上値目途を語れる状況になく、150円まで行っても不思議ではないですが、アメリカを完全に信用してよいわけでもなさそうですし、このまま一本調子に円安ドル高ということでもないかと。さすがにハイパーインフレで200円とかはないと考えています。(その前に海外勢からの日本企業・不動産等への投資が入るはず。)
円高に戻ったとしても115円くらいでしょうし、123円あたりで全財産ドル転しておくべきでした。

他の方のブログを見ると、ポートフォリオの割合とかもっと分かりやすくなっていると思うので、見せ方を考えたいと思います。43juniを試行開始してみました(上記表との誤差はお許しください。)。マネーフォワードMEとかも検討してみます。

さんしぐのプロフィール

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さんしぐ です。40代でのFIREを2022年1月に達成。FIRE関連の情報等を発信したいと思います。2級FP技能士、IT技術者、INTP。

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